赤唐辛子の保存方法 オイル付け・乾燥・冷凍保存の仕方を紹介!
料理に彩りとアクセントを加えてくれる「赤唐辛子」。
唐辛子は赤も青も、色が鮮やかでハリとツヤがあるものが鮮度が高くて美味しく、ヘタをみて茶色くなっているものは、収穫して時間がたっていますので避けるか、早めに適切な方法で保存することをおススメします。
新鮮な赤唐辛子を購入したら、出来るだけ美味しく長く保存し、最後まで赤唐辛子の旨味を味わいましょう。
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赤唐辛子の保存方法
赤唐辛子は水分に弱く、ヘタなどに水分が付着していると、そこから傷んできます。
ビニール袋などにいれて、立てて冷蔵庫で1週間くらい保存できますが、それ以上保存する場合は以下の方法があります。
オリーブオイル漬け保存
赤唐辛子を刻むかそのままの状態で、オリーブオイルと一緒に小瓶に入れて保存します。
この時種を取り除いておくと、さらに日持ちします。
3日〜1週間ほどでオイルに辛みが移り、おいしいチリオイルの出来上がり。
赤唐辛子がオリーブオイルから飛び出しているとそこから傷んできますので、常にオリーブオイルに浸った状態にしておくことがポイントです。
小瓶に生のローズマリーと皮をむいたにんにくをプラスすれば、さらに風味豊かなオイルになります。
パスタ・サラダのドレッシング・ピザの仕上げに最高の香りと辛味を与えてくれますよ。
乾燥保存
赤唐辛子を竹ザルなどの平たいザルにかさならないように広げ、完全に乾燥するまで3〜5日ほど陰干しします。
直射日光が当たりますと白く変色することがありますので、注意してくださいね。
乾燥時間は季節によって違いますが、ヘタの部分を取ると比較的早く乾燥します。
また乾燥させる際に縦に開いて、種と種と身を繋いでいる“胎座”と呼ばれる部分を除くと、辛さが和らぎます。
開くことで乾燥も早くなりますね。
家庭菜園でたくさん収穫出来てひとつひとつばらしている時間がない時は、枝ごと束ねて実を下にして風通しの良い場所に吊るして陰干しする方法が簡単です。
冷凍保存
生の赤唐辛子は冷凍すると、鮮やかな赤のまま保存できます。
ヘタも付いたまま小さな保存袋に空気を抜きながら密封し、ジップロックなどの冷凍保存可能な袋に入れて冷凍します。
小分けにするのは、唐辛子は解凍しやすいため、大きな袋で保存して使うたびに冷凍庫から出し入れをしていると、部分的に解凍されてしまい、そこから傷んだり変色する恐れがあるからです。
使うときはそのままか、ハサミでパチパチ切って使いましょう。
赤唐辛子の保存期間はどれくらい?
赤唐辛子のそれぞれの保存期間ですが、オイル漬けは、きちんと赤唐辛子が浸っている状態であれば3週間〜1ヶ月。
冷凍・乾燥は共に1年程度で使い切りましょう。
赤唐辛子は辛み成分以外にも、旨味成分のひとつであるグルタミン酸を含んでいます。
皆さまもこの赤唐辛子の旨味+辛味+香りの相乗効果で、複合的なおいしさを楽しみましょう。
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