フキの保存方法 常温・ゆでて冷蔵・冷凍・塩漬けの方法まとめ!
春になるとフキを採って料理して食べるのは美味しくとても嬉しいものです。
フキのような山菜は食べるまでにとても手間と時間がかかるものなので、その日食べるものを採って食べていました。
しかしフキはアクが強く固くなるのですぐに下処理をしないと美味しく食べることが出来ません。
そこで下処理も含めてフキの保存方法をまとめましたのでぜひ参考にしてください。
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フキの保存方法
生のフキを常温、または野菜室で保存する方法
フキはその日のうちに処理することがおすすめですが、出来なかった場合は新聞紙にフキを包んでビニール袋に入れて保存します。
冷蔵庫の野菜室に保存する場合は適当な長さに切ってラップして保存します。
フキを茹でて冷蔵庫で保存する方法
フキをゆでて下処理してから冷蔵庫で保存するとより長く持ちます。
フキの下処理の仕方
まずフキは土や汚れがついているので水できれいに洗い流します。
包丁でフキの先端を3箇所2〜3センチ程皮を剥きます。
その後まな板にフキの茎を並べ、塩を多めにかけます。
その後フキを転がして塩をこすりつけます。
これを板ずりといいます。
板ずりをすると固いフキの皮を簡単に剥きやすくなります。
その後は鍋に沸騰したお湯の中に塩を少量入れ、フキを1〜2分程固めに茹でます。
色がきれいな緑色に変わればokです。
茹でたフキはたっぷりの冷水に入れて冷まし、冷めたら皮と筋をむきます。
その後好みの長さに切って冷水に2時間ほど漬けます。
水に入れているとアクが出て来るので、何度も水を入れ替えてアク抜きをしながら、2時間くらい水に漬けておきます
その後ボウルやビニール袋にきれいな水とフキを入れ冷蔵庫で保存します。
そのまま水の中に入れっぱなしだときれいな緑色のフキも茶色に変色してしまうので注意しましょう。
一日一回はきれいな水に交換してください。
油炒めや煮物などの料理にいつでもできるので便利です。
冷凍保存する方法
フキを冷凍する場合、まず下処理をして固めに茹でます。
フキの水気をふき取って数本づづラップに包んでフリーザーバックに入れて冷凍保存します。
料理する時は解凍せずにそのまま調理します。
しかし冷凍すると食感のシャキシャキ感はなくなってしまいます。
解凍後の使いやすさを考えて醤油で煮たり佃煮にして味をつけてから冷凍すると便利です。
フキを塩漬けして保存する方法
フキは下処理をして生のまま塩を入れてつけていきます。
大量のフキの場合、樽に漬物用のビニール袋を2枚重ねにします。
樽にフキを並べ塩を一掴みふりかけます。
またフキを並べ塩をふりかけて同じように繰り返します。
最後にたっぷり塩を入れ袋を閉じで重石を乗せて冷暗所に保存します。
重石の重さはフキの重さの2倍以上の物を使用します。
一日経てばフキの水分が溢れるぐらい出て来るので水を捨てまた塩をたっぷり入れます。
食べる時は一度茹でてから水に浸し2〜3回水を入れ替えることで塩が抜けて調理することが出来ます。
少量のフキの場合はフキをカットして塩をたっぷり入れビニール袋で冷蔵庫で保存します。
フキを水煮にして保存する方法
フキを水煮にする場合はまずゆでる手順のところで説明した下処理をしてします。
その後水1Lに対し、酢大さじ1を入れた鍋に入れて沸騰させます。
そこにフキを入れて2分程煮ます。
次に熱湯で消毒した瓶にフキと煮汁をたっぷり入れ、蓋を軽く乗せます。
鍋に瓶を入れ、瓶の肩の高さくらいに水を入れ、15分程煮沸させます。
煮沸が終わったら蓋をしっかり閉めて逆さにし、冷ませば完了です。
フキの保存期間はどれくらい?
フキの保存期間は
- 生のフキを常温、野菜室の場合は約3日
- 茹でたフキを冷蔵庫で保存する場合は約1週間
- 冷凍保存の時は約1ヵ月
- 塩漬けと水煮で保存する場合は約1年
です。
長期保存したい場合は冷凍保存か塩漬け・水煮がおすすめです。
フキは春に採れるものなので保存をして他の季節で食べることが出来たら嬉しいものです。
夏や梅雨時期でも塩漬けや冷凍庫の保存でも問題ありません。
フキのつぼみの部分であるふきのとうの記事もおすすめです。
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