麦茶の保存方法と腐ったときの見分け方を紹介!
夏以外でも多くの家庭で麦茶を作りますが、保存法に困っている人もいるようです。
ほとんどの人が麦茶を煮出すときはやかんにいっぱいに作ると思います。
しかし一度には飲み切れないので作った後は冷蔵庫で保存しますよね。
一般的な保存方法は冷蔵庫に入れるだけと簡単ですが、“美味しく保存する”となると工夫が必要なのです。
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麦茶の保存方法
私の麦茶の作り方は煮出して作ります。
煮出しすることで味がしっかり出て美味しいのです。
麦茶の煮出しの仕方
沸騰したあとさらに弱火で10分ほど煮ます。
これは白湯の正式な、健康に良い作り方を真似たものですが、10分さらに煮ることで健康効果が違ってくるのです。
沸騰後に煮るときは強火で煮ると苦みが出ますから、弱火で煮ます。
麦茶のパックは、煮なくてもいいのが多くありますが、しかし沸騰させることで水道水の不純物を取り除くこともでき、水道水独特のカルキの臭いも消えるので、まず一度沸騰させてから冷ますようにしましょう。
水道水を使う場合、最低15分は沸騰させ続けることをおすすめします。
「15分以上沸騰させる」ことを勧めている麦茶のメーカーもあります。
このように一応手間暇かけた麦茶ですから美味しく保存したいのです。
麦茶を長持ちさせるのコツ
また、麦茶は腐りやすいです。
特に冷める間に菌が徐々に増えていきますから、急速に冷やして冷蔵庫に入れるのがポイントです。
衛生的ですし、安心して飲むことができます。
手作りした麦茶は、せっかく熱を通しても常温で粗熱をとってから冷蔵庫に入れるというやり方では、冷やしている間に菌が徐々に増えます。
それを避けるため、氷を入れた水でちょっと冷やし、粗熱をとってすぐに冷蔵庫に入れ、急速に冷やした方が保存の効く麦茶になり、しかも美味しく飲むことができます。
ちなみに、余談になりますが、カレーも冷めるときにウェルシュ菌が急激に増えますから、カレーを保存するときも急速に冷やしてから保存してください。
麦茶の保存期間はどれくらい?
保存期間は4、5日は美味しく飲めます。
ただ、水だしタイプの場合は、熱を通していませんから日持ちが悪く、2日くらいで飲み切った方がいいようです。
一人暮らしの方は、タッパーに小分けして冷凍庫に入れておくと数ヶ月は大丈夫です。
麦茶は腐るとどうなるの?
冷蔵庫に入れてあった麦茶が、いつも違って臭いと思ったりした経験がありませんか?
麦茶は案外腐りやすいのです。
麦茶には抗菌作用がありませんから菌の増殖が速く腐りやすいのです。
さらにデンプンやたんぱく質が多く含まれているのも、麦茶が腐りやすく、嫌な臭いになってしまう原因です。
そのため、麦茶を保存する容器が清潔でないと、さらに腐りやすくなります。
腐ったときの見分け方
麦茶が腐ると、まず味が変わります。
麦茶はかなり早く悪くなり、冷蔵庫保存でも水出しならば3日目くらいから味の変化を感じます。
煮出しならばもう少し持ちますが4日目くらいから変な味になります。
変な味とは、通常の麦茶で感じる香ばしさがなくなり、まずく感じるような味です。
この段階ではまだ腐敗とはいえないので飲めますが、美味しくないので飲みたくないと思うはずです。
それ以上おいておくと、全体にとろみが増してきて、においも出てきます。
酸っぱいような発酵臭を感じるはずです。
ここまで来ると完全に腐敗しており、飲んでしまうと体調に支障をきたすおそれがあります。
まとめ
麦茶はとっても健康に良い飲み物です。
今は時代が代わってどうなのか知りませんが、40年ほど前のお産した後の退院指導では、麦茶を飲むことを勧めていました。
理由は、麦茶はかけ水と言って母乳が良く出るのです。
そして、膀胱炎になった時も麦茶がおすすめです。
麦茶には利尿作用があり、尿がしっかり出ますから、人によって差があるとはいえ、市販の利尿剤より効果が高く、そして安全な飲み物です。
保存期間が短くあまり日持ちしませんがここに書いた方法なら4,5日は持つのでぜひ作ってみてください。
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