魚の保存方法 保存前の下処理や長持ちさせるコツ、冷凍解凍の仕方など徹底解説!
母が市場に努めているため、魚をよく購入してきて、おすそ分けしてくれるのですが、その量が半端ないほど多いので毎回、食べるのにひと苦労です。
三人家族なのに、カワハギを6枚とか、ぶりの切り身を10切れとか、いっぺんに食べきれません。
かといって、捨てるわけにはいかないし、同じものを何日も食卓にだすと嫌がられます。
しかも、子供は魚より肉なので、食べるのは旦那だけです。
そのため、魚を扱っていることもあって、母に保存方法を習いました。
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魚の保存方法
魚を保存する前の下処理の仕方
まず、魚は鱗をとり、頭と内臓を取ります。
回虫や細菌は、血液や内臓から身へと移動してくるので、内臓はすぐに取ってしまうのがお勧めです。
焼いてしまえば、回虫がいても大丈夫なのですが、味が落ちてしまいます。
サンマなんかは、内臓もたべられるので、早めに食べるのであれば、残しておいても大丈夫です。
次に、水洗いし、血を流します。
そして、キッチンペーパーなどでふきとり、キッチンペーパーに巻いて、ラップをします。
ジッパーなどがあると尚良いです。(より長持ちさせるために)
魚の種類別の保存のコツ
さば
さばはすぐに腐るので、塩を振っておくか、三枚におろして、酢につけておくと良いでしょう。
ぶりの切り身
ぶりの切り身は、砂糖・みりん・醤油のたれにつけておくと、美味しい照り焼きになります。
養殖のぶり切り身
養殖のぶり切り身は、脂がのっていますが、臭みがつよいので、塩を振ったあと、レモン汁につけておくとおいしくいただけます。
さけの切り身
さけの切り身は、塩を振ってもおいしいですが、麹みそにつけておくとお子さんでも食べられます。
たらの切り身
たらの切り身ははあじやさけより、たくさん塩を振ります。
塩を振ることによって、魚の臭みを外に出しうまみを閉じ込めることが出来ます。
魚は冷凍保存はできる?
魚を冷凍保存する時は、魚の水分が魚の身の細胞を壊すので、あまりお勧めしませんが、さけや塩を振って乾物にしたものは、大丈夫でした。
煮物やなべ物にする魚は、味がしみこみやすくなるので、冷凍してもまた違ったおいしさでした。
例えば、タラや、赤魚や、ハチメとか。あまり冷凍し過ぎるとぱさぱさになりますが。
なめたカレイは冷凍し、解凍すると、身がぐちゃぐちゃになりました。
刺身を冷凍する時は、ブロックにしてキッチンペーパーでまいてラップですね。
でも、いまは、冷蔵庫自体が、進化しているし、真空パックとかもあります。
かつお、マグロはたたきにする
かつおやマグロのブロックをフライパンで皮目から焼きます。
全面を焼き目が付く程度に焼きます。
冷水につけるか、さましてからラップで巻いて、冷凍しておけば、いつでもおいしいたたきが食べられます。
たらなどの味の薄い刺身はこぶ締めにする
刺身の保存方法に、こぶ締めと言う方法があります。
大きな昆布に刺身を並べていくだけの簡単なものです。
昆布に刺身を並べたら、また昆布を載せます。
そして、ラップして保存しておきます。
次の日に食べてもおいしいですが、すぐに冷凍しておいて、お正月に食べるのもまた、楽しみです。
冷凍した魚の解凍方法
魚の解凍は冷蔵庫で自然解凍です。
3時間はかかります。
しかもほどほどに解凍しないと美味しくないです。
急いでいるときは流水の中につけておきます。
おまけ イイダコの保存方法
いいだこは、塩でもんでぬめりを取ります。
水洗いします。
目ん玉を取り除きます。
ナイロンにいれて冷凍します。
里芋と冷凍したままのたこをいれて煮ると美味しいです。
煮れば煮るほど、たこは柔らかくなります。
たたきやこぶじめとともにお正月に。
魚の保存期間はどれくらい?
魚まるものは、処理をすることで2〜3日、塩をふることでさらに2〜3日長持ちします。
スーパーで買ってきた切り身は、表示どおりですが、塩をしたり、醤油づけにすることで、さらに2〜3日持ちます。
冷凍ものは、1か月は大丈夫でした。
さらに、まだまだいけそうでしたが・・・(ただし、腐った魚はこの限りではありません。)
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