豆腐の保存方法 開封後はどうする? 冷凍できる? 保存期間も紹介!

豆腐の保存方法 開封後はどうする? 冷凍できる? 保存期間も紹介!

豆腐の保存方法 開封後はどうする?冷凍できる?賞味期間も紹介!

豆腐

あるスーパーに入ったとき、パック入りの豆腐が安くなっていて思わずまとめ買いをしました。

 

何かしらに使うだろうと思っていたのですが、記載されていた賞味期限にびっくり。

 

予想以上に短くて、このままでは期限内に使い切れないことが判明...。

 

 

その時はとにかく無理やり使い切ったのですが、なんと豆腐は冷凍できるのだということを後から知りました。

 

ここではそのことも含めて、いまいちよく知らない豆腐の保存方法をご紹介します。


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豆腐の賞味期限について

パック豆腐

賞味期限を見たとき、豆腐によって期間がバラバラなのはご存知ですか?

 

それは、製造されてからパック詰めされた場合と、パックに入れられてから出来上がる場合とで、菌の繁殖率が変わってくるからです。

 

 

パックに入れられてから加熱され完成するものを充填豆腐といいます。

 

充填豆腐はパックに水が入ってないのが特徴です。

 

3つセットで売られてることが多いですね。

 

 

この豆腐は、言わば中が真空状態になっているので、保存できる期限がかなり長くなっています。

 

大体2週間くらいですね。

 

 

通常の豆腐の賞味期限が2〜3日なのでそれと比べてだいぶ長いです。

 

 

封を切らずにそのまま冷蔵庫に入れておくとかなり長持ちしますので、頻繁に食べない方は充填豆腐を買うのが良さそうです。


豆腐の保存方法

では次に本題の豆腐の保存方法を紹介します。

 

 

豆腐の保存方法はみなさんお分かりの通り、基本はスーパーで買ってきたらパックのまま冷蔵庫に入れて保存します。

 

そのまま開封しなければ賞味期限通りの期間保存できます。

 

豆腐は開封後は持たない!

たとえ充填豆腐であっても、豆腐は一度開けて空気に触れたらあっという間に菌が増えます。

 

こうなったら、他の豆腐と同じ扱いをしてください。

 

 

通常の豆腐の賞味期限はかなり短いです。

 

一週間あればかなり長い方ですね。

 

しかしそれも未開封のものに限っての話。

 

 

さきほども触れましたが、豆腐は一度開けるとほとんど日持ちしません。

 

賞味期限内であってもです。

 

ですが、保存の仕方によっては多少伸ばすことができます。

 

豆腐を開封した後の保存方法

容器

 

少し使って残った場合は、以下の方法をとってください。

 

 

まず、豆腐のパックの中に入っていた水は捨てましょう。

 

これはあくまで輸送用の水ですので、料理にも使うべきではありません。

 

 

そして密閉できるタッパーなどの容器に豆腐を移しかえ、新鮮な水道水をたっぷり注ぎます。

 

豆腐が完全に浸るまで入れたら、ぴっちり蓋を閉めて野菜室で保存します。

 

 

その後は毎日1回、水を入れ替えるようにしてください。

 

夏場であるなら1日に2回変えたほうが良いですね。

 

 

こうすれば、多少持たせることができます。

 

水を変えないと灰汁実が出て豆腐が傷みやすくなります。

 

 

面倒でなければ、一度湯通しするとより安心ですよ。

 

湯通しする場合は湯豆腐を作るときのように豆腐を直に鍋に入れると崩れてしまうので、布巾で包んでお湯の沸騰した鍋に入れ、再び沸騰したらすぐに取り出して冷水で冷まします。

 

その後またタッパーに入れて水を張り、冷蔵庫に入れて保存します。

 

 

ゆでるのが面倒なら、水に漬けた容器のまま電子レンジで1分チンしても同じように殺菌効果が得られます。

 

 

ゆでるかレンジでチンすることによって、豆腐内の菌が死滅し、殺菌することができます。

 

 

まぁここまでするのは面倒なので基本はパックの豆腐は一度に使い切るか、残しても翌日までに使うことをおすすめしますけどね。

 

早く使い切ったほうがいいことに変わりはありませんが、昨日残した豆腐がもう傷んでいるなんてことはないはずですから。

 

豆腐は冷凍できる!

冷凍庫

 

そして最後に冷凍方法です。

 

どんなに長くても保存期間は1週間が限界である豆腐。

 

長期保存が見込める冷凍ができるのなら大助かりです。

 

 

豆腐の冷凍はできるにはできますが、あのつるんとしたのどごしや食感は失われます。

 

中の水分がなくなるため、スポンジのような、なんとなく高野豆腐に似たような食感になります。

 

 

元の豆腐の味のまま食べることはできなくなりますが、調理さえすれば美味しく食べることができます。

 

 

やり方としては、まずパックから出した豆腐を軽く水切りします。

 

重しをのせてしばらく置いておくという方法もありますし、クッキングペーパーに包んで2分ほどレンジにかけるという簡単な方法でもOKです。

 

 

そしたら、一口大に小さく切ります。

 

これは使うときに手間がないようにするためと、新鮮なうちに素早く凍るようにするためです。

 

 

そうしたら、ラップに包むか密封容器に入れて冷凍庫へ入れます。

 

この時にアルミのトレーを敷いておくと、より素早く凍らせることができます。

 

 

使うときは、数時間前に冷蔵へ移して自然解凍をするか、味噌汁や汁物に入れるなら凍ったまま使ってしまって大丈夫です。

 

基本的に調理方法は、高野豆腐のレシピを参考にすると良いでしょう。

 

 

おでんや煮物などがおすすめです。

豆腐の賞味期間はどれくらい?

賞味期間カレンダー

豆腐はパックに入ったものであれば賞味期限内に食べることが基本です。

 

豆腐の賞味期限は3日〜1週間くらいのものが多いです。

 

 

一度出して密封容器に入れたものは、期限内はもちろんのこと、2〜3日を目安に使い切りましょう。

 

 

冷凍したものでしたら、一ヶ月ほどは大丈夫になります。

 

 

豆腐は菌に影響されやすく、傷むのが早い食べ物です。

 

少しでもにおいや見た目に異変を感じたらやめておいてくださいね。


豆腐は腐るとどうなる?

鑑定

豆腐が腐った時、豆腐に粘度が出てきます。

 

豆腐はパックに入りパックの淵の上にフィルムが貼られて市販されていることが多いと思いますが、そのフィルムと豆腐との接触点にヨーグルト状の豆腐の溶けたような固体がくっつきベタッとします。

 

 

時には短い糸を引いたように溶けた豆腐が伸びるねっとり感が出ます。

 

 

傷んだ豆腐を押してみると、粘度が増しているせいか傷んでない時に比べると圧縮されたような硬さが出てきて生っぽい柔らかさが減少します。

 

外気に触れる面に近い方ほどヨーグルト状にどろっと溶けた感じが出ます。

 

豆腐は傷む前はほぼ無臭ですが、傷むと牛乳やヨーグルトのような少し酸味のある臭いが出てきて、味も酸味が強くなります。


余った豆腐で作れるおいしいお菓子を紹介!

豆腐を使った簡単な料理を紹介します。

 

どの料理も難しい工程はなくて、自炊を始めたばかりでも安くおいしく作れます。

 

1.お豆腐ナゲット

お豆腐ナゲットは、お豆腐を大量に買ってしまったときの救済レシピとして今では有名ですよね。

 

作り方

  1. お豆腐(木綿でも絹でも可)一丁をボールにいれて形が崩れるまで手で捏ねます。
  2. 手で捏ねたお豆腐にお好きなだしの素(和風だしの素やコンソメ、鶏がらスープの素など)を小さじ1程度入れ、そこに片栗粉を適宜、耳たぶ程度の硬さになるように調節して入れ、手で捏ねていきます。
  3. 捏ね終わったら、ナゲットの形に整え、油できつね色になるまで揚げます。この時、フライパンに少量の油をいれて揚げ焼きにしても可です。

 

これで、お豆腐ナゲットの完成です。

 

お好みでケチャップなどをかけて食べれば、ヘルシーで簡単でいくらでも食べられます。

 

2.お豆腐あつあつグラタン

作り方

  1. 絹ごし豆腐を用意します。耐熱容器に一口大に切った豆腐を並べ、お好みでプチトマトや茹でたブロッコリーも一緒に並べます。
  2. その上にとろけるチーズをたっぷりとかけて、オーブンやトースターで4?5分、チーズがとろけて焼き目がつくまで焼きます。

 

これでお豆腐あつあつグラタンの完成です。

 

耐熱容器にお豆腐とチーズを乗せれば誰でも簡単に作れる一品となっていて、忙しい日やあともう一品何かほしいなと思ったらすぐに作れる手軽さがいいですね。

 

3.お豆腐がんもどき

作り方

  1. 木綿豆腐を適度な大きさにほぐして、湯どうしします。湯どうしできたらざるにあげて湯切りをしておきます。
  2. 湯切りした木綿豆腐をボールにいれて、水で戻して水切りをしたひじき、油を切ったツナ一缶、コーン大さじ2はい程度、卵一個、塩こしょう少々を入れて、手でほぐしよく混ぜます。
  3. 均一に混ざったら、10個から12個に等分して丸く形を整えます。
  4. フライパンにゴマ油を少量ひいて熱し、中火くらいで軽く焦げ目がつくまで両面焼きます。この時、油で揚げればより美味しく仕上がります。
  5. 焼けたらフライパンから取り出して、盛り付けて完成です。

 

すべて安価な材料で、立派なご飯のおかずの完成です。

 

4. 豆腐のわらびもち

片栗粉と水だけでもわらび餅風になるけど、くずした豆腐を加えるとしっとりとソフトな食感になります。

 

餅が甘さ控えめだから黒みつときな粉はたっぷりかけるとおいしいです。

 

カロリーのほとんどない豆腐だからたくさん食べてもあまり罪悪感を感じません。

 

作り方

  1. まず鍋に豆腐・片栗粉・砂糖を入れてざっくりくずしながら混ぜ合わせ、なじませます
  2. 鍋を中火にかけてたえず木べらでかき混ぜて煮ます
  3. 全体が半透明になってまとまってきたら、さらに1〜2分練ります
  4. 火を止めて、用意しておいた冷水に餅を入れます
  5. 粗熱が取れたら手で一口大にちぎります
  6. 器に盛って、きな粉と好みで黒みつをかければ完成!

 

5. 豆腐のヨーグルトゼリー

ヨーグルトと豆腐を混ぜるとさっぱりとしているけど優しい食感になります。

 

ジャムは水で伸ばすと、ちょうどいいかたさのソースになります。

 

いちごジャム以外にもママレードジャムやブルーベリージャムでもおいしく作れます。

 

作り方

  1. 水に粉ゼラチンをいれて、5分ほど置きます
  2. 豆腐をざるで裏ごししヨーグルトを混ぜて砂糖を入れます
  3. レンジにかけて溶かしたゼラチンを混ぜます
  4. 容器に入れて冷やし固めます
  5. スプーンですくって器に盛って、いちごジャムを水で伸ばしたソースをかけて完成!

 

6. 豆腐のパンケーキ

牛乳の代わりに豆腐の水分を使って焼くパンケーキです。

 

焼くときは弱火でじっくりと焼きます。

 

蓋をして中まで蒸し焼きすると、火が通りやすいです。

 

作り方

  1. 計量カップ一杯の小麦粉に砂糖とベーキングパウダーを混ぜます
  2. ボウルに入れて、粉の中央をくぼませて豆腐と卵を加えて泡だて器で混ぜます
  3. 牛乳を少しずつ加えてさらに混ぜ合わせます
  4. フライパンにバターを入れて、適当な大きさで焼きます
  5. 焼きあがったら好みで、メープルシロップやはちみつをかけて食べます

 

 

このように、お豆腐はアレンジ自在で簡単に、しかも美味しく料理することができます。

 

どこのスーパーでも手軽に入手できますので、是非お豆腐を使ったアレンジレシピをお試しください。

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