納豆は冷凍できる? 納豆の冷凍保存と解凍の仕方を紹介!
海外在住が長かったときに、どーしても納豆が食べたくなりました。
何十年か前の日本食ブームの影響もあって、海外でも納豆が手に入るようにはなっていました。
私がいたところは日本食料品店があって、日本で馴染みのあるブランドの納豆がパックごと冷凍されていました。
ためしに買って食べてみると豆がゴワゴワして硬い・・・。
日本で食べるあのふっくらしてホクホクした豆ではありません。
その思い出が強く残っていて、納豆は凍らせるものではない、と思い込んでいたのです。
帰国後つい3パックセットの納豆を買い込んでしまい、どうにも食べ切れそうに無いことが時々あります。
昔の記憶がよみがえり、なんとか納豆を冷凍以外で保存する方法がないか調べてみました。
すると冷凍や解凍の方法が間違っていたことが分かりました。
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納豆は冷凍できる?
納豆は冷凍できます。
冷凍してもまた美味しく食べれます。
ただし、納豆は発酵食品なため、賞味期限が多少切れたくらい全然問題なく食べれます。
わざわざ冷凍しなくても冷蔵のままで賞味期限切れ1ヶ月くらいは余裕で食べれます。
それでも賞味期限切れの納豆を食べることに抵抗のある方、どうしても冷凍したいって方のために冷凍の方法を紹介します。
納豆の冷凍の仕方
納豆のパックは密閉されていませんし、空気が入りますから、冷凍すると水分が飛んでしまいます。
そうすると、黒っぽく乾燥したシワシワの硬い部分ができてきます。
味も風味もおいしくありません。
なのでパックごと冷凍庫に入れる方法はあまりおすすめできません。
しかしパックごと冷蔵庫に入れて平気、という方も結構いらっしゃるようです。
そのままご飯に乗せて食べないとしても、天ぷらにしたり、お好み焼きに入れたり、カレーにのせたりして、少し手を加えれば美味しく食べれますから、パックのままで冷凍もアリかもしれません。
納豆の味を損なわないように冷凍庫で保存する場合は、新鮮な納豆をパックからとり出してラップで包んで密閉式のビニールに入れて冷凍するか、パックごと密閉式のビニールの中に入れてから冷凍するのがベストです。
納豆の解凍の仕方
納豆の解凍は冷蔵庫で自然解凍がおすすめです。
食べる前日に冷蔵庫に戻しておきましょう。
これだとご飯に乗せて食べてもいいなと思えるくらい味が落ちません。
また電子レンジに30秒ほどかけて解凍する方法もあります。
先ほどのパックのまま凍らせた場合と同様に、何か調理して食べる分にはそれでも良いかも知れません。
ただし、納豆は加熱しすぎると納豆の栄養成分である「ナットウキナーゼ」が死滅してしまうと言われているので、あまり加熱しすぎないように注意しましょう。
レンジにかける際はタレやからしをはずすのをお忘れなく。
冷凍すると栄養はどうなるの?
納豆菌は冷凍されても死にません。
冬眠状態になるだけです。
納豆菌は高熱にも低温にも非常に強いです。
ですが大事な酵素、ナットウキナーゼは熱に弱く、すぐ活性が低下してしまいます。
またビタミンBなどが失われやすいので、他の食品で補いましょう。
納豆の保存期間はどれくらい?
納豆は賞味期限が1週間〜10日くらいです。
ですが、納豆は発酵食品であり、賞味期限が過ぎても納豆菌が多少増えるだけで体に害はないので全然食べれます。
私は賞味期限切れ1ヶ月の納豆を食べたことがありますが余裕でした。
ただあまり時間が経つとアンモニア臭が強くなるため、おいしく食べたいのであれば賞味期限切れ2週間以内くらいにしておくことをおすすめします。
冷蔵保存なら1ヶ月くらい、冷凍なら3ヶ月くらいは食べても問題ないでしょう。
ただしいずれも自己責任でお願いします。
納豆は腐るとどうなる?
通常、納豆の賞味期限は2週間くらいに設定されているはずです。
それを過ぎるとアンモニア臭がする場合があります。
アンモニア臭自体は人体に問題ありませんし、通なのかマニアックなのか、逆にそれを好む方もいるようです。
また日にちが経つと、納豆の豆のまわりに、小さい白いカビのようなものがついている時がありますよね?
あれはチロシンといってアミノ酸の一種、あるいは納豆菌の集まりなので食べても大丈夫だそうです。
では納豆が腐ってる時はどんな状態なのでしょう?
糸をひかず、だらっと水っぽくなっていたら危険です。
この場合、納豆菌ではなく、他の細菌が繁殖してる可能性があります。
いつまでも食べれそうな納豆ですが、絶対腐らないわけじゃないので食べるときは気をつけましょう。
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