米麹で作った甘酒の保存方法 冷凍の仕方と保存期間も紹介!
このところ、米麹で作った甘酒が流行っています。
そんな甘酒ですが、市販の米麹を買ってきて作ると、結構たくさん作れるんですよね。
手作りの甘酒は酵素が生きているので、是非美容と健康に活かしたいところですが、いったいどのくらい保存できるのでしょうか。
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米麹で作った甘酒の保存方法
一般的に米麹で作った甘酒は、酒粕で作った甘酒より日持ちがすると言われています。
でもせっかく甘酒を作ったのですから、上手に保存したいものですよね。
甘酒の保存は、米麹に含まれる酵素や麹菌をどう扱うかで違ってきます。
通常、家庭で米麹から作った甘酒は、容器に移して冷蔵庫で保存します。
しかし麹菌や酵素は生きているため、日を追うごとに発酵が進んで酸味が増したり変色してきます。
これは甘酒を70℃以上に加熱し、10分くらい熱し続けることで防ぐことが出来ますが、加熱することで麹菌が死んでしまい、酵素は変質し効果を失います。
市販の甘酒が日持ちするのはそのためです。
加熱処理をすると甘みが増したり香りも良くなるため飲みやすく、確かに日持ちもしますが、甘酒の美容健康効果はかなり失われてしまうので、あまりオススメとは言えません。
そこでたくさんの甘酒を作った場合、栄養効果を失わず長期に保存するには《冷凍保存》をオススメします。
冷凍保存
冷凍保存であれば雑菌も繁殖する心配がなく、麹菌・酵素の働きを殺すことなく眠らせておくことが出来るので、解凍した時に麹菌・酵素が復活します。
そんな甘酒の冷凍方法ですが、製氷皿で凍らせてひとつひとつラップで包み、ジップロックなどの冷凍保存可能な袋に入れて保存したり、冷凍可能なタッパーウェアに入れて保存したりと様々な方法があります。
ジップロックに直接入れて薄くのばして冷凍し、使う分だけ端から折って解凍する方法もありますので、作った甘酒の量と使いやすい方法で試してみてくださいね。
解凍方法
そして解凍する時も、電子レンジで解凍すると加熱ムラが出来やすく、部分的に70℃を超えてしまえばその部分の麹菌・酵素の効果は失われてしまいますので、常温解凍か冷蔵庫解凍がオススメです。
冷蔵庫解凍した甘酒を温める時も、70℃を超えないように気を付けて加熱することで、冷凍前と同じように米麹の甘酒の持つ効果を摂ることが出来ます。
米麹で作った甘酒の保存期間はどれくらい?
家庭で米麹から作った甘酒は、冷凍保存で3ヶ月、冷蔵庫保存で1週間、加熱処理した場合は2週間から長くても3週間ほどと言われています。
しかし甘酒はブドウ糖が豊富なため、加熱処理していても雑菌が入ってしまえばあっという間に繁殖してしまう恐れがあります。
加熱処理をしているからと言って過信せず、出来るだけ早く飲み切りましょう。
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