夫婦二人暮らしの生活だったのですが、白菜を丸ごといただいたことがありました。

普段は1/4サイズにカットされた白菜を購入し、すぐに調理してしまっていたので保存方法について詳しく知りませんでした。

浅漬けにしたり、白菜にしたり、鍋にしたりと出来る限りの調理法をして白菜をいただきましたが、毎日食べるのも飽きてしまい困りました。

そんな時に、農家の方に教えていただいた白菜の保存方法をご紹介したいと思いますので参考にしていただければと思います。

白菜の保存方法を紹介いたします。

丸ごとの場合

白菜まるごと1個は冬場であれば、常温保存することが出来ます。

保管場所は、玄関やベランダなど冷暗所がおすすめです。(暖房が効いている部屋になると、傷みやすくなりますので1Rマンションなどでは冷蔵庫保管をおすすめします。)

長持ちさせるコツ

白菜を長持ちさせるコツは、新聞紙に包み、立てて保存することです。

根の部分を下にして立ててください。

新聞紙がない場合はキッチンペーパーでも代用できます。

また外側の硬い葉は乾燥を防ぐために役立つのでそのままとらない方が長持ちします。

白菜の保存に適した気温は0〜5℃なので冬以外は冷蔵庫保存にしてください。

冷蔵庫で保存する場合も同様に、新聞紙に包み野菜室で立てて保存します。

またこの際白菜の底のあたりの芯の部分に少し切り込みを入れ、新聞紙を濡らしたものを挟むとより長持ちします。

カットしてある場合

カットしてある白菜は常温保存は向きません。

カットの断面部分から傷みやすくなります。

保存方法はラップでピッチリ包み、冷蔵庫に立てて保存します。

また、芯の部分を三角に切り取ると葉の傷みを遅らせることができます。

白菜は軽く茹でたもの、生のまま、いずれも冷凍保存が可能です。

ただし冷凍するとシャキシャキした食感はなくなるので解凍後の白菜はスープや煮込み料理向きになります。

生の場合はカットしてから冷凍しましょう。

冷凍保存した場合の解凍方法もご紹介させていただきますので、ぜひ参考になさってください。

1. 生のまま冷凍保存

白菜を1枚ずつ丁寧に洗い、水気をしっかりと拭き取ります。

ざく切りにして、冷凍用保存袋に入れ出来るだけ空気を抜いて、そのまま冷凍保存することが出来ます。

用途別に冷凍用保存袋を分けておくと便利だと思います。

例えば、お味噌汁に入れる具のサイズにカットしたものや、鍋用にカットしたものです。

使う時は、鍋やスープにそのまま入れて加熱すればすぐ使えて調理が出来るのでおすすめです。

2. 茹でてから冷凍する

まず、白菜をカットせずに葉のまま塩茹でします。

水気を絞ったら、使いやすい大きさに切りにします。

水気がついたまま冷凍してしまうと霜がたくさんついて白菜の味が落ちるので注意しましょう。

その後はご自身の使いやすい分量に分けて、ラップでピッチリと包みジップロックなどの冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

少し手間はかかりますが、かさが減るので場所も取らず、とても保存しやすいです。

葉だけ、軸だけに分けて冷凍し、用途によって使い分けるのも良いかと思います。

こちらは室温で自然解凍できます。

3. 塩もみをしてから冷凍する

白菜を食べやすい大きさに切り、ボウルに入れて塩をふります。

しんなりしてきますので、軽くもみます。

水洗いをして、よく水気を絞ります。

ご自身で使いやすい分量に分け、ラップに包み冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

こちらも室温で自然解凍できます。

白菜の保存期間ですが、冬場に丸ごと1つを新聞紙に包み立てて保存した場合は3週間程度保存できます。

カットしてあり、ラップに包み、冷蔵庫の野菜室で保存した場合は1週間程度保存できます。

ご紹介した冷凍保存の場合は1ヶ月程度保存できます。

白菜は、白い部分に黒い点のあるものは病気が発症している証拠ですので、要注意です。

また切り口に割れ目があるものは劣化が進んでいます。

お店で半分に切られて売られている場合、真ん中の芯が盛り上がっているのは切ってからだいぶ時間が経っているもので、鮮度が落ちています。

白菜が腐りかけてくると、白い部分はみずみずしさとつやがなくなり、緑の部分は黄ばんでいきます。

横にすると柔らかい葉の部分に重みがかかり傷みやすくなるので、冬場は新聞紙にくるみ寒いところに置き、夏場はラップにきちんと包んで冷蔵庫で保存すれば、長持ちします。

不安定な天候続きで野菜の値段は上がる一方。

普段は少量ずつ大切に使っていますが、頂き物などで余裕があるときは贅沢に！簡単なのに白菜だけでお腹いっぱいになる、優秀なおかずです。

残った食材が使えて冷蔵庫のお掃除もできます。

他にも丸めて肉団子鍋に。

にんにくなしならお弁当のおかずにも。

多めに作って冷凍しておくと便利です。

和食、洋食、中華と幅広く使える白菜。

賢く使って旬の味を楽しみましょう。

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