生わかめの保存方法と賞味期限、腐るとどうなるかも紹介!
生わかめが美味しい季節ですね。
生わかめは乾燥わかめとは違った食感や歯ごたえ、磯の香りが楽しめます。
しかし生わかめは1本が大きいので、ご家庭によっては食べきれなかったりしますよね。
一度にたくさん食べられないし、大量に食べるには消化もあまりよくないと聞きます。
しかも、生わかめはあまり日持ちせず、鮮度が落ちやすい食材。
春のわかめのおいしい時期に、弾力のある生わかめを堪能した後は上手に保存しておきたいもの。
そこで今回は食べきれなかった生わかめの保存方法について、《冷凍》《塩蔵》《乾燥》この3つの保存方法と賞味期限を紹介したいと思います。
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生わかめの保存方法
今回は生わかめを「冷蔵」「冷凍」「塩蔵」「乾燥」この4つに分けて保存していきたいと思います。
冷蔵保存
生わかめは冷蔵保存する前に下処理として湯通しします・
まず、わかめは泳ぐ程度の水を沸かし、沸騰したら生わかめを入れ、茹でて火を通します。
採れたての生わかめは私たちが普段見かけるわかめと違い、黒い色をしています。
付着した藻や砂を落とすために、ざっくり水洗いします。
生わかめの真ん中に通っている茎の部分(茎わかめ)と、ひらひらした葉の部分(私たちが通常わかめと呼んでいる部分)にざっくり切り分け、それぞれ別の鍋で火を通します。
両方ともお湯が沸いてから茹でるのですが、茹で上がりの時間が違います。
両方ともにキレイな緑色になったら茹で上がりなのですが、わかめの部分はすぐに火が通りますので、茹ですぎないように短時間でさっと茹でます。
茎わかめのほうはわかめより少し長めに、キレイな緑色に変わったら茹で上がりです。
それぞれ流水でしっかり洗います。
ザルにあげて水気を切ったら下茹で完了です。
この状態で、冷蔵庫で3日ほど保存できます。
それ以上保存したい場合、以下の方法で保存します。
冷凍保存
わかめを1回に使いたい分を想定して小分けにし、空気を抜きながらラップで包み、ジップロックに入れて冷凍します。
この時に食べやすい大きさに切っておくと、解凍して使うときに便利です。
また解凍した時に美味しく食べるためにもなるべく新鮮なうちに冷凍することをおすすめします。
塩蔵保存
下茹でしたわかめをザルにあげ、手でぎゅっと水分を絞ったらボウルに入れます。
全体量の2/3程度の量の粗塩を全体にまぶし、ザルに移して重しをし、一晩置きます。
この間に水が出てくるので、流しなどに置き、水が切れる状態にしておいてください。
再び全体量の1/3程度の粗塩をまぶし、全体に塩が行き渡ったら竹ザル等の平たいザルに広げ、一日陰干しします。
ソフトな乾燥状態になったら出来上がり。
乾燥保存
下茹でしたわかめを手でぎゅっと絞り、ハンガーなどにかけて風通しのいい外で干します。
パリパリに乾いたら乾燥わかめの出来上がり。
時間がない時は、この方法が一番早いです。
茎わかめを保存するときは、食べやすい大きさに切って冷凍するのが一番早いです。
めかぶの場合も、刻んでしまってから冷凍しましょう。
生わかめの賞味期限はどれくらい?
生わかめの賞味期限はゆでてから冷蔵保存で3日ほど。
冷凍わかめ賞味期間は、冷凍庫の環境によりますが3ヶ月ほど。
使うときは凍ったままのわかめをザルにあけ、熱湯をかけて解凍します。
このまま冷やしてサラダ・和え物・お刺身のあしらいに、煮物や味噌汁に入れるときは、一度火を通しているので煮すぎないように。
調理の最後に入れましょう。
塩蔵わかめは、冷蔵庫で3ヶ月ほど保存でき、冷凍庫なら1年保存できます。
塩の量にもよりますので、長く保存したい場合はたっぷりと、惜しみなく塩を振ってください。
乾燥わかめは保存状態によりますが、半年〜1年ほど日持ちします。
乾燥材と共に密閉容器に入れ、直射日光のあたらないところで保存しましょう。
長期保存したい場合は冷凍か塩蔵、乾燥がおすすめです。
わかめは腐るとどうなる?
次に若芽が腐った時の見分け方を紹介します。
まず生わかめは傷むのが早いです。
スーパーで買ってから3日程度で傷みます。
で、傷むとどうなるかというと、ドロドロに溶けてきます。
また茶色く変色します。
こうなったらもう腐ってるので捨てましょう。
また、乾燥わかめや塩わかめは日持ちしますが腐るときは腐ります。
匂いや味がおかしいなと思ったら捨てましょう。
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- 私は一人暮らしをしていた時、実家からよく海苔を送ってもらいました。 しかし食べきれずに残し、後で食べようと思った時に、湿気て何枚もくっついて分厚くなった海苔を見て、悲しい気持ちになったことを繰り返していました。 その後、色々な経験や知識を得て、海苔が美味しく保存できる方法を知り、まとめてみましたので、参考にしていただけばと思います。