梅酒の瓶の消毒方法!煮沸の仕方や大きな鍋がない時の対処法!

梅酒の瓶の消毒方法!煮沸の仕方や大きな鍋がない時の対処法!

梅酒の瓶の消毒方法!煮沸の仕方や大きな鍋がない時の対処法!

梅酒の瓶

 

私の生まれ育った実家では、少し変わっていますが父の趣味が料理なんです。

 

その中でも、父の作る梅干しや梅酒、らっきょう漬けなどは大好きでした。

 

結婚してからは、食べる機会が少なくなったものの

 

 

父の作っていたような梅酒が飲みたい!!

 

 

と思い、自分でも作りたいと思うようになりました。

 

最初は父に教えてもらいながら、試行錯誤でしたが

 

 

大切なのは、漬ける前の準備だよ!

 

 

ということも教わり、梅酒の瓶の消毒から始めました。

 

私も最初は戸惑った梅酒の瓶の消毒方法や、手作り梅酒の飲み頃や保存のコツも合わせてご紹介したいと思います。


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梅酒の瓶を煮沸消毒する方法

煮沸消毒

 

梅酒を作る上で、梅酒の瓶の消毒はとても大切な作業です。

 

長い間、浸けておくものになるので、菌が繁殖しやすい環境にあるからなんです。

 

そんな梅酒の瓶の消毒方法は

 

 

お鍋でグツグツ煮る煮沸消毒です!!

 

 

煮沸消毒の方法をご紹介したいと思います。

 

  1. 梅酒の瓶やフタを食器用洗剤で、綺麗に洗う。
  2. 梅酒の瓶が入るくらいの鍋の底に布巾を敷く。
  3. その上に瓶とフタをばらした状態で入れる。
  4. 瓶がしっかり浸かるくらい水を入れ、沸騰させる。
  5. 沸騰してから5分は煮る。
  6. 火を止めて取り出し、乾いた布やキッチンペーパーの上に乗せ乾かす。

 

〈注意点〉
瓶が割れるのを防ぐため、鍋の底の布巾は必ず敷いてください。

 

また、パッキンやフタなどは変形しやすいので、沸騰してから3分ほどで取り出すといいでしょう。

 

乾いた後は、菌が付着しないうちに早めに使いましょう。


瓶を煮沸できる大きな鍋がない時の消毒方法!

実は、私も先ほどご紹介した煮沸消毒をする予定だったのですが

 

 

梅酒の瓶って、思っているより大きい!!そんな大きなお鍋ないよ!!!

 

 

が、第一の難問でした(笑)

 

しかし、お鍋で煮沸消毒する以外にも消毒の方法はいくつかあるんです。

 

ご紹介したいと思います。

 

消毒用のアルコールを使って拭く

  1. 瓶、パッキン、フタなどパーツに分けて、食器用洗剤で洗って乾かしておく。
  2. 手を綺麗に洗う。(肘、甲、指の間など丁寧に洗ってくださいね。)
  3. 消毒用のアルコールを瓶内側に吹きかけて、清潔な布やキッチンペーパーで拭く。
  4. パッキンやフタなどの細かなパーツも忘れず消毒する。

 

手を綺麗に洗うことで、手から細菌が付着するのを防ぎます。

 

手を清潔にしてから、作業してくださいね。

 

熱湯を使った消毒方法

大きなお鍋に入らなくても、熱湯を使えば煮沸消毒ができます。

 

  1. 瓶、パッキン、フタなどパーツに分けて、食器用洗剤で洗って乾かしておく。
  2. 手を綺麗に洗う。(肘、甲、指の間など丁寧に洗ってくださいね。)
  3. 瓶の1/3くらい熱湯を入れ、瓶を傾けながら回す。
  4. パッキンやフタなどのは、鍋で煮沸消毒する。
  5. 清潔な布やキッチンペーパーで拭く。

 

簡単な方法ですが、火傷には注意してください。

 

ホワイトリカーを使う

 

アルコール消毒の代わりに、梅酒や焼酎などに使う、ホワイトリカーというお酒を使う方法もあります。

 

  1. 瓶、パッキン、フタなどパーツに分けて、食器用洗剤で洗って乾かしておく。
  2. 手を綺麗に洗う。(肘、甲、指の間など丁寧に洗ってくださいね。)
  3. ホワイトリカーをキッチンペーパーに含ませ、瓶の中を丁寧に拭く。
  4. しっかり乾燥させる。

 

元々、口に入れても問題のないアルコールなので安心して使えるのがいい所ですね。

手作り梅酒の保存のコツ

 

梅酒は、漬けた後は保存方法には気を付けないといけません。

 

その理由は

 

 

カビが生えてしまうことがあるからなんです!!

 

 

せっかく漬けた梅酒にカビが生えてしまったら、とても残念ですよね。

 

それ以外にも美味しく梅酒を完成させるコツがいくつかあります。

 

手作り梅酒の飲み頃や保存方法などをご紹介したいと思います。

 

手作り梅酒の保存方法

 

先ほどご紹介したように、瓶の消毒はカビが生えないようにするには大切な作業です。

 

しかし、それ以外にも、いくつか大切なポイントがあります。

 

  • 梅の水分をしっかりとる
  • 冷暗所に保管する
  • 毎日ビンを揺する

 

 

梅を漬ける前の水分は、しっかり拭き取りましょう。

 

梅の実を高い濃度のアルコールに触れさせるには、水分は天敵です!!

 

 

また、梅酒の保管には直射日光は厳禁です。

 

光を通しやすい透明な瓶を使用しているので、熱がこもりやすくなります。

 

 

そうすると、梅酒は劣化してしまい、失敗してしまうことに!!

 

 

そうならないためにも、冷暗所に保存しましょう。

 

また、梅酒の瓶は毎日揺すりましょう。

 

 

そうすることで、氷砂糖が混ざり、梅全体に糖分が行き渡ります。

 

 

上はまるまる、底はしわしわの梅になっているなんてことにならないように、毎日揺すってあげてくださいね。

手作り梅酒の飲み頃は?

梅酒

 

実は、手作り梅酒には

 

 

賞味期限がありません!!

 

 

意外な事実で、驚きましたが、アルコール度数が高いからだそうです。

 

 

数年物の梅酒が、祖母の家に・・

 

 

なんて話も聞いたことがあります。

 

では、飲み頃はいつなんでしょうか?

 

味の好みで決める

 

梅酒は、さっぱりしたものやコクのある方が好き!!など好みがあるかと思います。

 

 

梅酒には、いつ飲むと美味しい!!

 

 

などの決まりはなく、好みで楽しんでください。

 

例えば

 

さっぱりな梅酒が好きなら、3ヶ月ほどで。コクのある梅酒が好きなら1年ほどで。

 

 

私は、最初は自分の好みを知るために、毎月飲んでいました(笑)

 

結果、私は長く保存した方が美味しく感じたので、1年くらいで飲むようにしています。

 

梅酒を1年以上寝かせるとどうなる?

 

先ほど、梅酒は3ヶ月から1年くらいが飲み頃だとお話しましたが、1年以上寝かせている梅酒もあるんです。

 

その場合、梅酒はどのような味になるのでしょうか?

 

もし、1年以上寝かせて飲みたい!と思うのであれば

 

 

1年半経った頃に、梅の実は取り出しましょう。

 

 

実からは十分に成分は溶けだしていますし、これ以上漬けておくと梅の実が崩れてしまいます。

 

梅の実を取り出してしまえば、3年、5年と楽しむことができます。

 

 

年数が経ち、寝かせる期間が長くなるほど、まろやかになります!!

 

 

家庭で作る手作り梅酒だからこそ、1年ずつ楽しんでみるのもいいですね。


まとめ

今回は、梅酒を作る時の瓶の消毒方法や、梅酒の飲み頃や保存のコツをご紹介いたしました。

 

  • 煮沸消毒は大きなお鍋で!なければ熱湯を入れるだけでも大丈夫。
  • 煮沸消毒でなくても、アルコール消毒でも可能!!
  • 手作り梅酒は、梅の水分、冷暗所に保管、瓶を揺するを忘れずに。
  • 梅酒の飲み頃は3ヶ月〜!お好みで飲んでみよう。

 

 

手作りの梅酒の良さは、やはり保管期間によって変わる味を楽しめる所です。

 

私も、何回か作るうちに自分の好みの飲み頃を知りましたが、長期保存するには劣化やカビなど、保存方法にも注意が必要です。

 

あなたも梅酒を美味しく安全に飲むために、消毒や保管方法を注意して美味しく飲んでくださいね!!

 

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