梅干しの保存方法は常温か冷蔵庫か? 冷凍はできる? 腐るとどうなる?

梅干しの保存方法は常温か冷蔵庫か? 冷凍はできる? 腐るとどうなる?

梅干しの保存方法は常温か冷蔵庫か? 冷凍はできる? 腐るとどうなる?

梅干しごはん

夏の熱中症対策と言えば梅干しですね。

 

 

わたしの冷蔵庫にはいつも梅干しが入っていました。

 

梅干しはご飯にのせても美味しいですし、おにぎりにして持っていくこともできますし、健康にもよいと、わたしもだいすきな食べ物です。

 

 

でもたくさん入ってるので賞味期限切れないかと気になりながら食べていました。

 

 

ちなみに梅干しは常温保存派と冷蔵庫に保存派がいますが、どちらがいいんでしょうか?

 

また冷凍はできるのでしょうか?

 

 

梅干しを長持ちさせるための正しい保存方法をお伝えします。

 


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梅干しの保存方法は常温か冷蔵庫か?

梅干しの保存方法は、梅干しの塩分によって冷蔵庫に保存すべきか常温でも保存が可能か決まります。

 

 

昔の手作りの梅干しなどの塩分濃度がとても高いものであれば、冷蔵庫に入れなくても、常温保存が可能です。

 

梅干しは保存食にするためにも、塩がたくさん使われてたんですね。

 

 

ところが市販で売っているような梅干し、しそ梅やはちみつ梅、昆布梅といったものは、とても塩分濃度の低い梅干しになってます。

 

現在は塩分が高いのは健康に良くないからか、減塩されて塩分濃度の低い梅干しが主流になってるのです。

 

 

昔の梅干しの塩分濃度は30%くらいあったそうですが、今の市販の梅干しは20%くらいが一般的です。

 

 

つまり、昔ながらの塩分の高い梅干しの場合は常温保存が可能ですが、最近市販で売られてる梅干しは冷蔵庫で保存しなくてはいけません。

 

梅干しの保存容器は?

梅干しの保存に適した容器は、食品用のガラス容器が一番適してます。

 

ガラスは梅干しの塩分や酸などで溶ける心配がないからです。

 

 

梅干し瓶詰め
梅干しの瓶詰め

 

 

こんな感じの容器に入れて保管しましょう。

 

入れる前は容器を煮沸消毒してくださいね。

 

 

市販の梅干しは冷蔵庫保存で自家製など塩分の高いしょっぱい梅干しなら常温保存でも大丈夫です。

 

梅干しの保存容器はガラスが一番適していますが、なければプラスチックの容器でも密封できれば大丈夫です。

梅干しは冷凍もできる?

冷凍庫

梅干しは冷凍保存できます。

 

梅干しは塩分を多く含んでいるため、凍って食べられなくなるという事はないです。

 

 

凍った梅干しは、熱中症の対策として食べると体も冷えて、塩分補給もできるし、良いといわれているそうです。

 

特に解凍をしなくてもそのまま食べることができますので、お弁当に保冷材代わりに入れておくなどすると食べるころにはちょうど良い状態になっています。

 

 

また、梅干しおにぎりもそのまま冷凍保存することができます。

 

梅干しおにぎり

 

 

おにぎりを一つずつラップに包みジップロックなどの密閉できる袋などに入れて保存することができます。

 

保存期間は、約1カ月程度です。

 

 

食べる時はレンジで温めるだけで簡単に食べることができます。

 

小腹がすいたときなど、朝に時間がないときなどの時のために作っておくとレンジですぐ食べられるので、とても便利だと思います。

 

 

梅干しは疲労回復やガン予防など、さまざまな嬉しい効果がある健康食材なので、私は一日、一粒目安に毎日食べるようにしています。

 

いろんなレシピにできるのでたくさん買ったら上手に保存して使い分ける事をおすすめします。


梅干しの保存期間はどれくらい?

保存期間カレンダー

梅干しの保存可能期間は塩分濃度や条件などによっても異なりますが、大体3〜6ヶ月程、塩分濃度の高いものでも1年〜数年となっています。

 

昔から保存食と言われてるだけあってだいぶ持ちますね〜。

 

 

ちなみに干した直後よりもある程度置いて熟成させた方がおいしいです。

 

 

梅干しは塩分濃度が高いものであれば常温でも保存できますが、基本は市販で売られているのは塩分濃度が低いため、冷蔵庫での保存をおすすめします。

 

ただ開封前なら常温でも大丈夫です。


梅干しは腐るとどうなる?

鑑定

次に腐った梅干しの見分け方のポイントを解説します。

 

 

まずそもそも梅干しって腐るのってとこから話すと、塩分濃度の高い昔ながらの作り方で作られた梅干しはほぼ腐りません。

 

 

塩分が高い=殺菌効果がありますし、梅に含まれるシソの香りの成分にも抗菌・防腐作用があるので腐りにくいのです。

 

 

実際、100年前の梅干しを食べた例があります。

 

さすがに100年は怖くて食べるの躊躇すると思いますけど。

 

 

でも最近の減塩梅干しなどは塩分濃度が低いため、腐ることもありえます。

 

 

で、梅干しが腐るとどうなるのかですが、カビが生えます。

 

梅干しに生えるカビは白カビなのでわかりやすいです。

 

 

また、カビが生えていなくても明らかに味や匂いがおかしかったら食べるのをやめて捨てましょう。


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