柚子の保存方法 乾燥や塩漬け保存の方法、腐るとどうなるかも紹介!
旬の時期の柚子は素晴らしい香りがして、お吸い物・うどん・サラダ・和え物・炒め物・ケーキ・・・何に使っても美味しいですよね。
でも旬の時期を過ぎてしまうとお値段も高くなりますし、大量に使うものではないのでちょっと買うのもためらってしまいます。
そこで柚子が旬のうちにたくさん保存できるように、色々な保存方法をまとめてみました。
味をつけて保存したり、出来るだけ素材のまま保存したり、使い方にあわせて上手に保存してくださいね。
スポンサーリンク
柚子の冷凍保存の方法
柚子の皮を冷凍
柚子はよく洗い、清潔な布巾で拭いて水気をきります。
柚子の皮を、出来るだけ黄色の部分だけを包丁で削ぎます。
すべて千切りにし、ジップロックに平らに入れ、空気を抜いて入れて冷凍しましょう。
味をつけていないので、どんな調理法にも使えます。
時間が経つとどうしても霜がついてしまいますが、使う分だけ取り出せるので便利です。
柚子の汁と一緒に冷凍
上記と同じように柚子の皮を千切りにし、製氷機に小分けにして入れます。
柚子の皮を絞り、柚子の皮が入った製氷機に均等に注ぎ、冷凍します。
固まったら製氷機から取り出し、ジップロックに入れて冷凍保存します。
この方法は柚子の汁に浸ってしまっているので、皮のみを使うことはできません。
柚子の皮をみずみずしく保存することが出来ます。
夏は氷代わりにジュース・焼酎・ハイボールに入れたり、かき氷に使えます。
柚子の皮ごと冷凍
柚子は良く洗い、ヘタの部分を切り落とします。
薄い輪切りかくし形に切り、ジップロックにいれて冷凍庫へ。
この時柚子と柚子がくっつかないように、出来るだけ重ならないように冷凍すると使いやすいです。
薄い輪切りにしたほうは、使うときに出して刻んでケーキ・クッキーなどのお菓子に、また、砂糖をまぶして冷凍すれば、お湯を注いで柚子茶を楽しめます。
くし形に切ったほうは、そのまま氷代わりにジュース・焼酎・ハイボールなどに使えます。
柚子の乾燥保存の方法
上記の「柚子の皮を冷凍」と皮をそぐところまでは同じ。
適当な大きさに切り、竹ザルなどに広げて天日干しします。
5日ほどでカラカラになりますので、完全に乾いたら乾燥剤と一緒に、ジップロックや密閉容器で保存します。
この時完全に乾燥しないとカビの原因になりますので、完全に乾燥したことを確認してから保存しましょう。
この方法は乾燥させる時に柚子の皮が変色してしまいますが、幅広く色々な料理に使えます。
柚子を塩漬けで保存する方法
一時期流行った「塩レモン」の柚子バージョンです。
柚子はよく洗い、清潔な布巾で拭いて水気をきります。
ヘタを取ってくし形に切り、煮沸消毒した保存瓶に入れ、柚子の約10%の塩を入れて蓋をします。
毎日振って柚子が常に塩に使っている状態で1週間置いたら出来上がり。
ミルサーなどで撹拌し、ドレッシングや鍋に、焼き魚やバター焼きにも利用できます。
柚子の保存期間はどれくらい?
今回は、一番基本的で簡単な柚子の保存方法をまとめました。
他にも柚子ジャムにしたり、柚子胡椒にすることで、通常よりも長く柚子を楽しむことが出来ます。
また、作った柚子ジャムや柚子胡椒は冷凍すれば、さらに長く保存することが出来るんですよ。
柚子はそのままですと常温で1週間程度で香りが落ちはじめます。
しかし冷凍や塩柚子も万能ではなく、冷凍は1・2ヶ月ほどが香りよく楽しめ、塩柚子も毎日振って冷蔵庫保存で2・3ヶ月、乾燥柚子は保存状況によりますが、いずれもあまり長く保存しないほうが香りを楽しむことが出来ますよ。
柚子は腐るとどうなる?
まず、ゆずは新鮮だと全体が固めの感触が、傷み出すと一部の感触がふにゃっと柔らかくなってきます。
少し柔らかかいぐらいなら、味は落ちますが、まだ食べられます。
柔らかさが時間に経つにつれてだんだんひどく、広範囲になり、ちょっと触ると皮から指が貫通する程になります。
そうなると、食べない方が無難です。
味も苦い味がくなるので、分かると思います。
更にそのままほっておくと、白カビ青カビが皮の方から生えてきます。
一番傷んでいるところから、全体に広がります。
最初は白カビなので、気付きにくいかもしれません。
青カビがいきわたった時は、持つと形が崩れ2次被害になることも。
腐った時の事を考えて、最初から袋に入れておくのが無難です。
匂いは、柑橘類なので腐りかけまでは意外といい匂いなので、気付きにくいかもしれないです。
こまめに触って確認した方がよいです。
スポンサーリンク
関連ページ
- いちご
- いちごはビタミンCを多く含み、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種が眼精疲労や視力回復に効果的。 なんとガン予防にも効果があると言われています。 できれば毎日でも食べたいいちごですが、とてもデリケートな果物だけあってちょっと当たっただけでもすぐ傷んでしまうのがネックです。 今回はいちごを美味しい状態で保存する方法をみなさんにご紹介しますね。
- パイナップル
- パイナップルはスーパーから買って来てすぐに食べるより、数日おいた方は熟して甘みが増して美味しく食べることができます。 パイナップルを保存するときは、パイナップルを立てて保存するよりも、寝かせて保存した方が甘みが増すだけでなく、見た目も良い状態で保存ができます。 パイナップルを寝かせておいた方が良いことを発見したのは偶然からです。
- バナナ
- 私が大学生の頃バナナダイエットが流行りました。 元々バナナ好きだったのでバナナダイエットを始めましたが房で買うため1度に5本くらいバナナがあり、食べきる頃には黒くなってしまうこともありました。 そこでどうしたらバナナが長持ちするのか、調べることにしました。 調べた結果、バナナを冷蔵庫で1ヶ月持たせる保存方法を発見しました。
- りんご
- 家族がりんごだ大好きで、秋頃からは、毎日まではいかなくてもりんごを頂いています。 りんごの種類にもよるのかもしれませんが、涼しい部屋においても、水分が抜ける感じで美味しさが半減していることがありました。 また、一日一個を食べきれることばかりではない為、どうしても燥気味になったりして、食べごろが過ぎていることがありました。 そこで、家族の大好きなりんごの保存方法が何かうまいものがないのかなと調べる機会がありましたので、ここで、ご紹介します。
- レモン
- 国産レモンは過度の保存剤が使われていないため、皮も安心して食べられますし、なんといっても風味が良いのが特徴。 今回はおいしい国産レモンを余すところなく使えるように、色々な保存法を提案したいと思います。 ビタミン豊富なレモンをたっぷり補給して、風邪予防や美肌作りにお役立てくださいね。
- 栗
- 栗は虫がつきやすいので、保存しておくのも心配ですよね。 でも、栗は冷凍することで、虫の心配もなく保存することが可能です。 今回は、栗を冷凍する時の下処理の方法や、保存期間、そして、解凍の仕方や、冷凍栗を使ったレシピも紹介します。
- さくらんぼ
- さくらんぼは収穫してから保存が2〜3日までしか味が保てないとのこと。 保存方法も特にないようです。 しかし思わぬ食べ方でさくらんぼを冷凍することが可能! 生とは違うさくらんぼの楽しみ方をご紹介します。
- 梅干し
- 梅干しは常温保存派と冷蔵庫に保存派がいますが、どちらがいいんでしょうか? また冷凍はできるのでしょうか? 梅干しを長持ちさせるための正しい保存方法をお伝えします。
- 梅酒の瓶の消毒方法!煮沸の仕方や大きな鍋がない時の対処法!
- 梅酒を作るときに大切なのは漬ける前に瓶を消毒すること。 父から教わった私も最初は戸惑った梅酒の瓶の消毒方法や、手作り梅酒の飲み頃や保存のコツも合わせてご紹介したいと思います。