大根の保存方法 常温・冷蔵・カットした場合や冷凍解凍の方法を解説!
私は20歳までずっと実家暮らしで料理経験が全くありませんでした。
21歳で結婚し、夫のために初めて料理をし始めました。
実家から新鮮なお野菜が毎日届く中、大根の消費にとても困っていました。
当時は、なんでも冷凍すればいいんだと思い込んでいて、大根も切ってラップで包み冷凍庫に入れ、数ヶ月以上も放置していました。
そんな大根を使っていたなんて、今考えると恐ろしいですが、たしかに沢庵みたいな食感だったし味もイマイチだったことは覚えています。
もし同じようにお困りの方がいましたら、是非大根の保存方法をまとめましたので参考にしてみてください。
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大根の保存方法
常温での保存方法
大根は葉が残っていると葉が根の養分を奪ってしまうので、必ず葉は切り落としてください。
大根は水分たっぷりのお野菜です。
泥がついていると思いますが常温の場合は、泥を落とさず、新聞紙に包んで風通しのいい冷暗所に保存してください。
常温だと冬で1ヶ月、夏で1週間持ちます。
冷蔵庫での保存方法
冷蔵庫で保存する場合は野菜室がおすすめです。
新聞紙に包むまでは常温と一緒ですがさらにビニール袋に入れてください。
冷蔵保存の場合、1週間〜10日ほどもちます。
大根の葉の保存方法
大根の葉は葉元ギリギリのところに包丁をいれて、切り口の部分はペーパータオルで包みます。
ビニール袋に入れて、立てた状態で保存すれば葉も余すことなく料理に使えますよ!
カットした大根の保存方法
切ってある大根の場合は、まず切り口を含めて全体をラップ、または湿らせた新聞紙で包みます。
(切り口だけラップで包むとラップしてないところから乾燥してしまうので)
大根は乾燥するとスカスカになってしまうので必ずラップか新聞紙で包んでください。
そして切り口を上に立てて保存するとより長持ちします。
カットしてある大根は冷蔵庫で保存した場合で4〜5日持ちます。
大根の冷凍保存の方法
大根をしっかり洗い、皮をむいて輪切りにします。
厚さ3?4cmくらいがいいと思います。
フリーザーバックにいれて出来るだけ空気を抜き、口を閉じます。
そのまま6時間以上、冷蔵庫にいれれば完成です。
冷凍した大根の解凍方法
切る場合は少し時間を置いてから切るとサクッと切れます。
凍ったまま調理できるので、下茹や解凍はいりません。
逆に解凍すると中身がスカスカになってしまうので気をつけてください。
大根を長持ちさせるコツ
次に大根を長持ちさせるコツを2つ紹介します。
1. 薄力粉を使う
皮をむいて切った大根を薄力粉を少しいれたお米のとぎ汁で半透明になるまで煮ます。
冷めたら流水でぬめりを取ってお水に入れ冷蔵庫で保存します。
お水はこまめに変えてくださいね!
これで1週間以上は日持ちします。
2. 昆布煮大根にする
もう一つは、昆布煮大根。
皮をむいて2cmの輪切りにします。
そして、面どりをします。
片面に浅く十字をいれてください。
お鍋に昆布を敷いて大根が重ならないように並べます。
お水を大根が浸るくらいに入れ、中火で煮込みます。
竹串が通るくらいがベストです。
粗熱を取って、タッパーにいれ冷蔵庫にいれます。
この方法だと3日間保存が可能です。
昆布だしがしみてるので、お味噌汁やおでん、カレーなどいろいろなお料理に使えます。
参考:おでんの日持ちはどれくらい?常温は危険?長持ちさせる保存方法とは?
大根の保存期間はどれくらい?
大根の保存期間を大根の状態や保存方法別にまとめます。
保存方法や状態 | 保存期間 |
---|---|
常温保存 | 冬場だと1ヶ月、夏場だと1週間以内 |
冷蔵保存 | 7〜10日程度 |
半分に切った大根 | 4〜5日程度 |
千切りした大根 | 1日 |
すりおろし | 数十分 |
冷凍保存した場合 | 1ヶ月程度 |
大根は腐るとどうなる?
大根が腐る前の状態の見分け方は簡単です。
大根は傷んでくるとふにゃふにゃに柔らかくなります。
新鮮な大根は固いです。
大根は軟らかくなる前に使い切りましょう。
大根は寒すぎる場所で保管していると傷みやすいです。
ご家庭の冷蔵庫で保管するのが良いです。
冷蔵庫で保管する時はラップを巻いて新聞紙で包むと良いです。
余った大根を使ったおすすめレシピを紹介!
30代の主婦です。
ご近所さんや隣の母屋が自家菜園をしていて、大根を沢山いただいたりするので、少しでもより美味しく食べるために、色々なオリジナルレシピを作るように工夫しています。
私がおすすめしたいレシピを、三つご紹介します。
1.大根とキャベツ、ニンジンのサラダ
大根をまず、1〜3ミリほどの薄さに輪切りし、輪切りにした大根を重ねて縦にし細く刻んみ、1分でも数分でもいいので、水にさらします。
あとは、冷蔵庫に余っているキャベツやニンジンをみじん切りにし、同じく水にさらし数分、ざるにあげて大根と共に水を切ります。
冷蔵庫に入れると自然に乾燥するので、数時間後にはちょうどよい食べごろになります。
細く切り水にさらし、乾燥した大根はサラダにすると苦みがなく、どんなドレッシングや野菜にも合います。
我が家では作ってから3日間ほど野菜室でおいしく持ち、一品増やしたい時にオススメのレシピです。
2.ゆず大根
ゆずも沢山いただいたり、お鍋用に買ったものの、余ったりすることがある野菜だと思います。
ゆずは薄切りし水につけ、砂糖をまぶしておくと、薄く切った大根とまぶしたとき、甘めのゆず大根になります。
大根は好みの厚さにカットし、薄く切るとゆずと酢の味が濃くしみて美味しいです。
ゆずと大根をあえて、砂糖と塩少々、酢を好みの量、回しかけて冷蔵庫で一晩おいておくだけで、翌日には自家製ゆず大根の完成です。
酸味が足りなければもう一度酢を回しかけ、甘みが足りなければ砂糖を足します。
3.大根と大根の葉っぱの味噌汁
大根と共に、スーパーではあまりみかけませんが、大根の葉っぱも農家の方から頂いたりしたことがある人も多いと思います。
大根は葉っぱに沢山栄養がつまっているので、美味しく調理したいところです。
鍋にも合いますが、一番おすすめなのは、味噌汁に入れることです。
いつもの味噌汁をつくるときに、一番底(最も火が通りやすいところ)に大根の葉っぱを、細かく刻んで入れます。
あとは、寒い冬はストーブの上に置いておくなり、火を十分に入れることで、大根の葉っぱ入り味噌汁の完成です。
長時間煮れば煮るほど柔らかくほぐれますし、食感が欲しい人はほどほどに似て、お味噌と合うほっこりした味に、身体も温められおすすめです。
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