レモンの保存方法 カットした場合は? 腐るとどうなる?

レモンの保存方法 カットした場合は? 腐るとどうなる?

レモンの保存方法 カットした場合は? 腐るとどうなる?

レモン

レモンは通年出回っているので、あまり旬を感じない果物のひとつだと思います。

 

しかし輸入物のレモンは、防腐剤などの添加物が気になります。

 

 

国産レモンは過度の保存剤が使われていないため、皮も安心して食べられますし、なんといっても風味が良いのが特徴。

 

 

今回はおいしい国産レモンを余すところなく使えるように、色々な保存法を提案したいと思います。

 

ビタミン豊富なレモンをたっぷり補給して、風邪予防や美肌作りにお役立てくださいね。


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レモンの保存方法

上手に保存すれば、レモンは比較的日持ちのしやすい果物です。

 

保存に最適な温度は6〜10℃で、すぐに使うなら冬の間は常温で10日ほど、温度を一定に保てる野菜室なら3週間ほど保存できます。

 

 

しかしレモンは乾燥に弱いので、切ってしまうと日持ちがしません。

 

半分に切った状態でしっかりラップをしても5日ほど、輪切りの状態でしたら翌日には使ってしまいたいところです。

 

 

もしこの状態でもっと長く保存したい場合、冷凍保存がオススメです。

 

冷凍レモンの良い所は、冷凍することで細胞が壊れるため搾りやすくなったり、成分をすべて摂ることが出来ることです。

 

冷凍保存

レモン2

 

半分に切った場合

切り口が乾燥しないようにしっかりラップをし、ジップロックなどの冷凍保存可能な袋に入れて冷凍します。

 

使うときは冷凍庫から出し、使う分だけすりおろしてすぐに冷凍します。

 

輪切り・くし形に切った場合

レモン同士が重ならないようにラップに並べ、くっつかないように冷凍保存可能な袋に入れて冷凍します。

 

使うときは1切れずつ取り出し、解凍せずにそのまま調理します。

 

 

他にもレモンの簡単な保存方法があります。

 

はちみつ漬け・砂糖漬け保存

レモンをよく洗い、清潔な布巾で水気を取ったら輪切りにします。

 

煮沸消毒した保存瓶にレモンを入れ、レモンがかぶるくらいのはちみつ(砂糖)を入れ、冷蔵庫で3日ほど置いたら出来上がり。

 

砂糖漬けの場合は毎日瓶を振ると砂糖が溶け、果汁が上がってきて、レモンが浸りやすくなります。

 

 

いずれも汁からレモンが出てしまうとそこからカビやすくなるので、必ずレモンが汁に浸った状態にしましょう。

 

塩レモンにして保存

レモンをよく洗い、輪切りかくし形に切ります。

 

煮沸消毒した瓶にレモンとレモンの10〜15%の塩を入れ、蓋をして塩をレモンになじませます。

 

 

毎日瓶を振って塩を行き渡らせるようにします。

 

1週間〜10日ほどして塩がとろんとしてきたら出来上がりです。

 

 

冬は漬け始めてすぐに冷蔵庫に入れてしまうと汁が出てきにくいので、1・2日常温で様子を見ると良いでしょう。

 

1ヶ月もするととってもまろやかで風味の良い塩レモンになっていますよ。

レモンの保存期間はどれくらい?

保存期間カレンダー

レモンの保存期間ですが、冷凍レモンなら2ヶ月ほど保存できます。

 

しかし冷凍庫は温度が変わりやすい場所に置いておくと劣化しますので、輪切りのレモンの場合は1ヶ月ほどと考えたほうが良いと思います。

 

 

はちみつ漬け・砂糖漬けの場合は、加工したレモンの状態によりますが、新鮮な状態なら冷蔵庫で2週間ほど保存可能です。

 

 

塩レモンは常温で1年ともいわれていますが、これはもっと塩を多くした場合で、やっぱりこれだけの期間保存するとなるとかなり変色してきます。

 

念のため3ヶ月〜半年ほどを目安に使い切りましょう。


レモンは腐るとどうなる?

鑑定

レモンで一番腐っているかどうかでわかりやすい部分は見ためです。

 

まず明らかに白いカビが生えています。

 

あまり皮の硬さは変わらないように思えます。

 

 

匂いは酸味のあるレモン特有のにおいではなくこれも明らかな異臭がします。

 

 

またカットして果肉の断面をみてみると中心の部分から変色をし、茶色や比較的黒に近い色になっております。

 

こうなっていれば食べるのはNGです。

 

 

レモンは見た目からも比較的判断することは簡単ですが、そのほかにも、食感などはみずみずしい感じが抜け、水分がとびパサパサしたよう食感にもなりますので食べても判断がつくと思います。


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