元マグロやが教えるマグロの保存方法と賞味期限!冷凍はしない方がいい?

元マグロやが教えるマグロの保存方法と賞味期限!冷凍はしない方がいい?

元マグロやが教えるマグロの保存方法と賞味期限!冷凍はしない方がいい?

マグロ

私は以前マグロやというマグロ専門の居酒屋で働いていたので毎日のようにマグロを触り、マグロの種類に合わせた保存の仕方を学びました。

 

たくさん必要な時やあまり出ずに余ってしまうことが日によって起こってしまうのでマグロ保存には気を使い悩まされてました。

 

 

そんな元マグロやの店員の私ががマグロの種類と保存方法を教えます。

 

マグロは魚の中でも特に扱いが難しいとされる魚なので個人で扱える範囲には限界があると思いますが、少しでも参考になればと思います。


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マグロの保存方法

まず、マグロには大きく分けて2種類のものがあります。

 

冷凍のマグロと生のマグロです。

 

 

結論から言うと生のマグロの方が長持ちします。

 

 

スーパーなどで刺身になっているものや短冊状で売ってあるものはほとんどが冷凍のマグロだと思います。

 

 

基本的に肉もそうですがスーパーや魚屋さんで売ってある物のほとんどが冷凍の物になります。

 

一度凍らせた物を解凍したものが販売してあるのです。

 

 

冷凍と聞くとあまり良い物のようには聞こえないと思いますが、凍っていて少し硬いぐらいの方がキレイに切ることが出来ます。

 

それに生のマグロより冷凍のマグロの方がキレイな事が多いです。

 

 

これは毎日マグロを触っていた経験に基づいています。

 

なのでスーパーで買ったマグロの冷凍保存はオススメしません。

 

 

理由は2つあります。

 

 

1つは解凍したものをさらに冷凍することになるからです。

 

解凍と冷凍を繰り返すとどんなに高くて美味しいものでも味が落ちてしまいます。

 

 

2つ目はマグロはマイナス50度以下でないと鮮度が落ちてしまうからです。

 

マグロ専用の業務用のかなり大きい冷凍庫でないと適切な保存が出来ません。

 

 

これがマグロは難しい魚である理由のひとつです。

 

家庭の冷蔵庫ではどんなに強力にしてもマイナス10度ぐらいが限界だと思うので冷凍していても鮮度は落ちていってしまいます。

 

 

マグロを美味しく長持ちさせる保存方法は出来るだけ短冊状のままリードペーパーなどを敷いてチルドに近い環境がいいと思います。

 

切り身で保存すると切った面からドリップ、マグロの血のようなものがでてしまうので短冊のままがベストです。

 

 

短冊状でもドリップは必ず出るのでリードペーパーを敷いて並べます。

 

そして上から乾かないようにラップやリードペーパーを被せます。

 

 

切り身状での保存になる場合は切り口の面積が大きい方を下にしてマグロ同士が重ならないようスペースを少し空けてリードペーパーを上からも被せるようにします。

 

 

中トロや大トロなど脂身の多いものは脂が抜けてしまうので可能なら切ってあっても元の短冊状にしておいた方がいいです。

 

上手く組み合わせられればいいですが難しいようなら無理せず一枚づつ並べて保存します。

マグロの賞味期限はどれくらい?

保存期間カレンダー

生のマグロの賞味期限は上手に保存できれば2、3日は色も変わらずキレイな状態を維持できます。

 

お刺身でも5日程は食べられます。

 

火を通すなら1週間は冷蔵保存可能です。

 

 

冷凍のものは出来るだけ早く食べる方がいいです。

 

2日程で悪くなってくるので3日過ぎたら火を通すことをオススメします。


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