「チョコレートに囲まれて暮らしたい」

私は自他ともに認めるチョコレート好きなので、そんなことを夢見ています。

新商品から期間限定までどんどん買ってしまうので気づけば山積みに。

いつもその山を眺めては満足しているのですが困るのが夏場！大事なチョコが溶けていく〜。

というわけで今回は、チョコレートを冷凍保存してもいいのかどうかや保存のコツ、賞味期限の目安まで、気になるあれこれをまとめました。

美味しいチョコレートですが、夏場はすぐに溶けてしまうのが困りものですよね。

私も大事に取っておいた箱入りのキスチョコが溶けて、一枚の大きな板チョコになっていたことがあります。

そんな失敗を繰り返さないためにもチョコを冷凍保存できないか調べてみました。

結論からいくと、チョコレートの冷凍保存は「できる」！

……のですがなんと冷凍すると「賞味期限が短くなる」！！

これはいったい……？その理由を解説していきます。

チョコレートは冷凍すると味が落ちる

まず賞味期限とは「未開封の状態で美味しく食べられる期間」のこと。

そもそも原料にほとんど水分の含まれないチョコレートは滅多に腐ることはありませんが、温度変化に弱く、冷やすと「ブルーム現象」が起きて味が落ちてしまいます。

具体的には滑らかな口あたりが損なわれたり、もさっとした味になったり……

それで冷やすと美味しく食べられない＝賞味期限が短くなるのですね。

ちなみにチョコレートに適した温度は15〜22℃。

市販のチョコレートの賞味期限もこの温度を元に計算されているんですよ。

ブルーム現象とは

表面が白くなっているチョコレートを見たことはありませんか？

実はそれが先ほど登場した「ブルーム現象」なんです。

（1）ファットブルーム

急激に冷やすことで均一に混ざっていた成分が崩れ、脂肪分が浮き出てチョコレートの表面が白くなった状態。

（2）シュガーブルーム

一度冷やしたチョコレートを常温に置くことで結露がつき、それによって溶け出した砂糖が再結晶してできる白い斑点のこと。

うーん、チョコレートは冷凍保存には向いていないのですね。

溶けるのを防ぎたい夏場でも、冷凍庫よりは冷蔵庫に入れた方がよいのだそう。

チョコレートは常温保存がベスト。

とは言っても棚や引出しにしまっていると湿気がたまりやすくて不安ですよね。

やっぱり冷やした状態で、しかも美味しいまま保存できる方法はないの？と思ったら、ありました！

ポイントは「温度変化をゆるやかにする」こと。

ではさっそくその方法を見ていきましょう。

チョコを冷蔵で保存する方法

※取り出したらすぐ食べ切るか、食べる分だけ取って戻しておく。

野菜室の温度は3〜8℃とおだやかな上に、熱伝導率の高いアルミホイルで包むことでチョコレートと周りの温度がなじみやすくなります。

フリーザーバッグに空気が残っていると結露の原因になるので、しっかり空気抜きをしてくださいね。

チョコを冷凍で保存する方法

※解凍するときは冷蔵庫の野菜室に移して一日置く→常温に移して三十分以上待ってから食べる

冷やすにも常温に戻すにも、段階的に温度を変えていくとブルーム現象が起こりにくくなります。

食べたいときに待つのはつらいですが、チョコレート本来の美味しさを楽しむためなら……！

ここまで保存方法をご紹介してきました。

でもそもそもチョコレートの賞味期限ってどのくらい？

作り方によって変わりますが、目安としてまとめると次のようになります。

賞味期限の長いチョコ

• 板チョコ……1ヶ月〜1年
• 製菓用チョコ……1年〜2年

基本的に乳製品の混ざらないビターなものほど長くもち、反対にミルクやホワイトチョコは短くなります。

賞味期限の短いチョコ

• ガナッシュチョコ……2日〜1ヶ月
• 生チョコ……2日〜2週間
• 手作りチョコ……1週間

生クリームがたっぷり使われたチョコレートは日持ちしません。

乳製品や水分の割合によって賞味期限も大きく違うので、箱に表示されている日付を確認してなるべく早めに食べ切るようにしましょう。

また家で作るチョコレートはどうしても雑菌が繁殖しやすくなりますので、すぐに食べるか冷蔵庫で保存するようにしてください。

賞味期限を過ぎても腐らないチョコレートですが、乳製品の入ったものは要注意！

特に生クリーム入りのチョコレートは中にカビが生える場合もあるので、なるべく賞味期限内に食べてくださいね。

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私はお菓子作りが趣味で、お誕生日やクリスマスにはホールでケーキを手作りしています。 毎回、夫を含めてもホールのケーキでは食べきれないのですが、でもどうしてもケーキは丸く豪華に並べたくってついついホールケーキを作ってしまうんです。 ケーキって、次の日は生地がパサパサになるだけでなく、クリームも美味しくなくなってしまいますよね。 そこで今回は、ケーキの保存方法についてご紹介したいと思います。