クリスマスケーキって冷凍できるの?上手に解凍する方法とは?
クリスマスといえば、クリスマスケーキを食べるのも楽しみなのですが、実際はケーキが食べきれず残ってしまってしまうことも多いんですよね。
そんなクリスマスケーキですが、冷凍できることは知っていますか?
余ったケーキを冷凍できるならまた食べられて便利ですよね。
クリスマスケーキは冷凍できるのか、上手に解凍する方法を含めて紹介します。
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クリスマスケーキって冷凍できる?
クリスマスケーキの冷凍は・・・・、可能です。
クリスマスケーキは大半が冷凍されているものなので、冷凍自体は可能です。
そりゃそうだと思ってしまいますね・・・(笑)。
ただ、冷凍保存するには2つのポイントを抑える必要があります。
1. 生のフルーツは冷凍しないこと
1つ目は、生のフルーツは冷凍しないことです。
実は、フルーツを冷凍保存すると、中の水分が出て、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。
これは冷凍することによってフルーツの細胞壁が破れて水分が出てきてしまうことが原因なんです。
できるだけフルーツは取り除くようにしましょう。
2. 切り分けて密閉容器に入れて保存する
2つ目のポイントは、ケーキを切り分けて、密閉容器に入れて保存することです。
その理由ですが、ケーキを冷凍保存するときはスピードが大事になるからです。
できれば美味しい状態でケーキを保存したいですよね。
その場合は急速に冷凍する必要があるのですが、ホールのまま保存すると、その大きさから業務用冷凍庫でない限り、急速冷凍はできないでしょう。
そこでケーキを切り分け、タッパーなどの密閉容器に入れて保存することで急速冷凍ができ、乾燥や匂い移りも防ぐことができます。
もしケーキに合うタッパーがなければ、ラップでも大丈夫です。
ちなみに冷凍保存の期間は、約1ヶ月とされていますが、早めに食べた方がよいでしょう。
確かに1ヶ月経ったケーキは冷凍保存されていてもあまり食べる気にもなれないですし、早めに食べた方がよさそうですね。
クリスマスケーキを解凍するときのポイント
冷凍保存したクリスマスケーキを食べるとき、解凍しないといけないですよね。
解凍するときは次のポイントを抑えておくと美味しく食べることができます。
それは、自然解凍しないことです。
実は、冷凍保存したケーキを自然解凍すると、風味が損なわれると同時に一気に解凍が進むので、ケーキが水っぽくなってしまいます。
ケーキを早く解凍したい気持ちはありますが、水っぽくなったケーキは美味しくないですし、食べたいと思わないですよね。
おススメな解凍方法は、冷蔵庫に入れて時間をかけてゆっくりと解凍することです。
時間はかかりますが、実はこの方法が解凍して食べるときに一番よい方法といえます。
夕食後のデザートにケーキが食べたいときは、昼間の内にケーキを冷蔵庫に入れ直しておくとちょうどよい固さで食べられるわけですね。
ちなみに、冷蔵庫に入れる時間によっては解凍が進む時間も変わるため、半解凍の状態であれば、アイスケーキにもなります。
アイスケーキが自宅で簡単に作れてしまうと思うと、ケーキを冷凍保存してみたくなりました(笑)。
ケーキが余ってしまったときには冷凍保存してお好みの固さで食べるのもよいかもしれないですね。
冷凍保存に向かないケーキは?
ここで気になるのですが、クリスマスケーキといっても色んな種類ありますよね?
冷凍保存に向かないケーキってあるのでしょうか・・・。
冷凍に向かないケーキは・・・、あります。
それはフルーツを使ったケーキです。
フルーツは冷凍保存できないことを先ほど紹介しましたが、中のスポンジにフルーツが入っていたり、ケーキの上にフルーツがのっている場合がありますよね。
ケーキの上にフルーツがのっている場合は取り除けばよいのですが、中のスポンジに入っている場合は取り除くのも大変ですよね。
つまり、スポンジの中に生クリームと一緒に挟まれているフルーツケーキは冷凍に向かないといえます。
これで思いつくケーキといえば、フルーツロールケーキでしょうか・・・。
とにかく、中にフルーツが入っているケーキは、冷凍保存ができないと頭に入れておいた方がよいですね。
クリスマスケーキの賞味期限の目安
クリスマスケーキを食べる上で、賞味期限はどのくらいなんでしょうか。
その目安について紹介します。
生ケーキの賞味期限は当日まで
まず生ケーキの賞味期限ですが、そのほとんどが当日となります。
これはクリスマスケーキに限ったことではないのですが、ケーキを買うとよく当日の内にお召し上がりくださいとシールが貼ってありませんか?
ケーキはほとんどが生クリームでデコレーションされているため、温度変化に敏感であり、賞味期限が非常に短い状態です。
つまり、生クリームを使っている場合はできるだけ、当日に食べきった方がよいわけです。
確かに生クリームを使用しているケーキは何日も経っていると危険ですし、食べたとしてもお腹を壊しそうですよね。
ちなみにガトーショコラやパウンドケーキなどの焼き菓子の場合は、生ケーキよりも少しだけ賞味期限は長いですが、こちらも早めに食べきった方が無難かと思います(笑)。
当日中に食べきれなかった場合はどうする?
当日中に食べきった方がよいとはいえ、ホールケーキなど余ってしまうこともありますよね?
その場合ですが、ラップをして冷蔵庫に保管し、約2〜3日以内に食べきることです。
そのときのポイントですが、ケーキの箱に入れて保管するのではなく、ラップやタッパーなどに入れて保管することです。
実は、ケーキの箱に入れて保管すると、乾燥しやすく、スポンジがパサつき、クリームもひび割れを起こす場合があります。
乾燥や匂い移りを防ぐ意味でも、ラップかタッパーに保管することが美味しく食べるためのポイントとなるわけです。
ちなみに焼き菓子の賞味期限の目安ですが、冷蔵庫で約1週間とされています。
やはり焼いてあるだけあって、少々長めですが、先ほどと同様に早めに食べることをおススメします。
まとめ
ここまでクリスマスケーキは冷凍保存できるのか、上手に解凍する方法やケーキの賞味期限の目安についてまとめました。
- クリスマスケーキは切り分けてタッパーに入れ、フルーツを取り除けば、冷凍保存することができる
- クリスマスケーキを冷凍保存すると、約1か月間は保管することができる
- 冷凍保存したクリスマスケーキは冷蔵庫で時間をかけて解凍すると、美味しく食べることができる
- クリスマスケーキの賞味期限は当日であるが、食べきれない場合はラップやタッパーなどに入れて冷蔵保存すると、2〜3日は保管できる
ということでした。
クリスマスケーキは小さい頃から楽しみの1つであったのですが、家族で食べるホールケーキは必ず余ってしまいました。
私の場合は冷蔵保存で翌日に食べたり、それでも食べきれなかった場合は賞味期限もあるので、廃棄にしていました。
もし冷凍保存することができると知っていれば、長く保管することもできましたし、解凍時間によってはアイスケーキにもなるため、惜しいことをしたなと思います(笑)。
ただ、今度は自分の子供にクリスマスケーキをあげる番なので、できるだけ美味しい状態で食べれるように冷凍保存を実践しようと思います。
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