たけのこを長持ちさせる保存方法は? 冷蔵・冷凍・水煮のやり方と保存期間を紹介!
我が家の場合、たけのこはもう毎年恒例になっているので迷わず瓶詰にしたり冷凍したりしています。
でも結婚したての頃、畑や山を所有する叔母からシーズンが到来したら大量のたけのこを送り付けられて、ホトホト困っていた時期がありました。
たけのこは掘りたてが一番美味しいので、近所に配るのですがどうしても余ります。
余ってしまったたけのこを処理するのに、しばらくたけのこ料理や、たけのこ入りの食事が続くことになります。
とりあえずあく抜きをして水にさらし、冷蔵庫に保存して水を替えればしばらく持つことは知っていました。
しかし、基本はたけのこ好きなので、春先に一気に食べるのではなく定期的に料理に使いたいと思いいろいろと調べてみるこにしたのです。
私のように親族から沢山頂く人はまれで、普通はお裾分けされたり、自分でスーパーで買うことがほとんどだと思います。
筍1本丸ごと買ってしまって使い切れない場合や、とても安く売っていて数本買ってしまったけどどうしてよいかわからない人、長期保存したい人、食感は気にしないのでとりあえず冷凍できるのかを知りたい方は、参考にしてもらえたらと思います。
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たけのこの保存方法
春先のシーズンになるとスーパーなどに、ドンと並んでいるたけのこ。
真空パックされて茹でたたけのこではなく、ここではあまで生のたけのこを保存する方法を説明します。
まずはアク抜き
たけのこは、採ってきたらすぐにアク抜きをすることが大切です。
アク抜きの方法はいろいろあるのですが、大きな鍋に水をはり、皮をむいて1/4ほどに切り分けたたけのこを入れ、ぬかを一掴み入れて茹でることでアク抜きが出来ます。
アクがかなり浮いてきますが、アクを取らずに30〜40分ほど茹で、火が通ったらそのまま水を換えずにひと晩置きます。
翌日たけのこを流水で洗って、下処理は完了です。
冷蔵保存の方法
数日の保存でよければ、茹でたたけのこを水にさらして冷蔵庫に入れておけば日持ちします。
コツはかならずたけのこが空気に触れないように、まるまる浸かるくらいの深さのタッパーやボールに入れる事です。
長持ちさせる為には水は毎日取り換えます。
塩水で漬ける場合がありますが、個人的には少し長めに持たせるなら冷凍したほうがいいと思います。
安心して日持ちさせることができます。
冷凍保存の方法
使いきれない時やたけのこがたくさんあるときは、冷凍保存することも出来ます。
下処理をしたたけのこを、使う時の大きさに合わせて切ります。
切ったたけのこをジップロックなどの冷凍保存可能な袋へ入れ、砂糖を入れ、たけのこ全体にまぶします。
しばらく置くと砂糖が溶けますので、この状態になったら袋の空気をできるだけ抜いて密封し、冷凍庫で保存します。
砂糖には保水効果がありますので、砂糖をまぶすことで解凍してもみずみずしい状態が保たれます。
使うときは冷凍のまま煮物や炊き込みご飯に使うことが出来ます。
砂糖がまぶしてあるので、味付けの時は通常より砂糖を控えめにするのを忘れずに。
解凍はしません。
凍った状態でそのまま調理をします。
たとえば、味噌汁などにスライスを入れるなら出し汁にそのまま入れて、味噌を溶く手順でいいです。
たけのこが大きいままだと、冷凍の場合スがはいったようになりスカスカになってしまいますので注意してください。
味をつけて冷凍保存
また下処理した後のたけのこに、味を含ませて冷凍することも可能です。
例えばたけのこご飯用に煮たたけのこが余ってしまった場合、1回に使う分量に小分けして冷凍すれば、使いたいときにそのまま炊飯器に入れるだけで炊き込みご飯が出来ます。
たけのこの煮物も、土佐煮のかつおぶしなど一緒に冷凍しても大丈夫な具材でしたら、そのまま煮汁と一緒に冷凍することが出来ます。
たけのこを冷凍する際の注意点としては、たけのこを小さく切ること。
大きいままだとスが入ってしまいますので、大きくても一口サイズに切って保存することをお勧めします。
たけのこの水煮にして保存する方法
食感も楽しみたいし、ある程度厚みも欲しい、長期保存もしたい場合は、茹でたたけのこの水煮をガラスの瓶に入れて保存することです。
この方法なら開封しない条件なら非常食なみに保存できます。
我が家では、災害時用にパントリーに食品や乾物をストックしてあるのですが、何年か前からたけのこの水煮の瓶があります。
茹でてありますから少々調理前で固めでもそのまま食べられます。
何かの時には役にたちます。
でも、瓶詰にするには道具とかいろいろ面倒なのでは?と思うかもしれませんがそんな事は全然ありません。
ただし、開封してしまったら早めに食べきるか、普通に冷蔵庫で数日保存することになりますから無駄な廃棄を出さないためにも、食べきれる量を瓶詰することです。
要は小分けに瓶詰するという事です。
瓶も特別な物はいりません。
ジャムの空き瓶や、海苔の佃煮の空き瓶など綺麗に洗ってストックしておいてつかいます。
ちなみに我が家はジャムと、よくメンマなどを買うので空き瓶が出ます。
それを洗って煮沸消毒してストックしてあるのでそれを使います。
分かり易いのでジャムの瓶で説明します。
清潔なジャムの瓶を用意します。もちろん耐熱の瓶です。
茹でたたけのこを瓶に入れて、瓶いっぱいに一度やかんなどで沸かして冷ました水を入れ軽くふたをしめます。
そして鍋に瓶を並べて、瓶の肩ぐらいまで水を入れて火にかけます。
沸騰してから30分程度煮たら、熱いのでミトンなどで瓶を取り出して蓋を今度はしっかりと閉め逆さまに置いて自然に冷ます。
瓶の蓋が真空になっているとへこみますから、へこみが確認できれば真空になっている証拠なので成功です。
手間がかかるように思いますが、一度覚えれば他の食品にも応用できるので知っていると便利です。
ちなみにたけのこからメンマを作るのもありです。
メンマの手作りは意外と簡単?!自家製メンマの作り方と保存方法!
たけのこの保存期間はどれくらい?
次にたけのこの保存期間ですが、あく抜きをして茹で上がっている茹でたたけのこの状態から説明します。
茹でたたけのこを容器に入れて水を毎日取り換えて冷蔵庫で保存する場合は、1週間を目安に食べきりましょう。
小さく切ったり、スライスした茹でたたけのこを冷凍する場合は1か月を目安に食べきりましょう。
最後に、真空状態にした瓶詰の茹でたたけのこは、未開封の状態なら1年は持ちます。
1年食べきりで食べてしまうので、それ以上は未確認なのでわかりません。
ただ、真空状態なのでそれ以上も味は落ちるかもしれませんが持つとは思いますが、念のため1年保存としておきます。
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